マイホームを購入するにあたり必ず悩むのが駐車場の舗装についてです。

大きく分類するとアスファルト舗装とコンクリート舗装の二種類があります。

まずはじめに各々の施工方法と構成について説明しましょう。

●アスファルト舗装

構成:基礎砕石が15cm程  舗装が4cm程 となっています。

施工方法:

①まず基礎砕石と舗装になる分の深さまで掘削して土を出します。(基礎砕石15cm、舗装4cmだとすると19cm掘削)
②掘削した所に基礎砕石を投入します。(基礎砕石は再生クラッシャーラン(RC-40)を使用します)
③基礎砕石は入念に転圧しながら予定の舗装高さから4cm下がりまで凹凸がなくなるまで整生します。(舗装業者は簡単に施工しますが不慣れな人はこの作業が一番大変です)
④いよいよ舗装です。面積が広い場合はアスファルトフィニッシャーといわれる機械で一気に舗装していきます。面積の狭い場合は手引きと言われる手作業で舗装します。舗装時の材料(アスファルト合材)は150℃前後の高温で現場に搬入され冷えると固まります。なので高温で柔らかいうちに均一に施工しなきゃいけません。そして舗装の表面温度が50℃いかになったら開放となり車の進入が可能となります。搬入から開放までは冬だと3時間程度、夏だと5時間程度となります。

●コンクリート舗装

構成:基礎砕石15㎝程 コンクリート10㎝程

施工方法:

①最初はアスファルト舗装と一緒で掘削です。違いは厚くなる分、アスファルト舗装よりも掘り下げないと行けないことです。
②基礎砕石敷きならしですが、コンクリートの場合はアスファルトと違って凹凸の整正は程々でOKです。
③金網を敷きます。コンクリート厚が10㎝の場合は中間の5㎝の所に敷き並べます。
※コンクリートで模様を作りたい場合は金網を敷く前に枠を組みます。
④コンクリートの打設です。
⑤少しかたまったら表面の仕上げです。仕上げにはテカテカに仕上げる金鏝仕上げと滑り止め効果のある刷毛引き仕上げの2パターンが主流です。仕上がり後の用途に応じて選択します。
⑥養生です。急激な乾燥はひび割れの原因になるので夏場は3~5日間程は数時間毎に散水して表面が乾かないように保ちます。

以上がアスファルト舗装とコンクリート舗装の構成と施工方法でした。

続いてはいよいよアスファルトとコンクリートについてメリット・デメリットを説明していきましょう。

●アスファルト舗装

◯メリット

①コンクリート舗装よりも安価で施工が可能
②コンクリート舗装よりも短期間で施工可能
③雨水などの排水勾配が確保できない場合は水が浸透しやすい材質で施工が可能

◯デメリット
①コンクリート舗装よりも強度は弱い
②コンクリート舗装に比べると耐用年数は短い(とはいっても20年近くは問題なく持ちますが)
③夏は照り返しで高温になる

とまあこんなところですかね。

●コンクリート舗装

◯メリット

①アスファルト舗装よりも強度は強い
②アスファルト舗装よりも耐用年数は長い(30年以上は持ちます)
③コンクリート打設時の枠等を工夫することによりデザイン性の高い仕上がりにすることが可能

◯デメリット

①アスファルト舗装よりも施工費は高い
②表面の仕上げ方法にもよるが雪、雨などで非常に滑りやすい
③施工時、コンクリート打設前の準備段階から打設後の養生を入れると4日~5日間は駐車場が使えなくなる

以上がメリット・デメリットです。

結果としてどちらがオススメかといえば断然コンクリート舗装です。

施工費と工事期間の長さを我慢出来る方であれば絶対にコンクリート舗装の方が良いです。

アスファルトにしてやっぱコンクリートにすれば良かったというのは聞きますが、コンクリートにした人がアスファルトにすれば良かったという意見はほぼ聞きません。

駐車場の舗装をお考えの方は参考にしてみてください。

追記:カーポートを一緒に検討している方は舗装よりも先にカーポートを組むことをお勧めします。それはカーポートの支柱を立てる際に絶対に既に舗装をしていると支柱部分の舗装を壊して施工するからです。舗装は一体化していると全面で過重を受けることが可能ですが一度取り壊したりして一部分だけ新たに舗装をし直したりすると打ち継ぎ目部分が弱点となり耐用年数も短くなります。何より見た目悪くなりますからね。余談でした。



One thought on “駐車場の外構「アスファルト」「コンクリート」のメリット・デメリット”

  1. なるほど!
    新築してから駐車スペース舗装もカーポートもできいないのですが、いつかやりたいと思っていたので、とても参考になります。
    勉強になりました(^^)
    オバライクメンさんに色々相談したいです!

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